教える技術。こうすれば上手く教えられる具体的な6ステップ
大人になって出来ることが多くなると今度は教える機会が増えます。
教えるって意外と難しいんですよね。
なかなか理解してもらえなかったり「なんでわからないかな」と言いたくなることもあるでしょう。
上手く教える方法を誰でも簡単にできる6つのステップに分けて紹介します。
私だいちゃろうは今回紹介する方法でどんな人にでも簡単に理解してもらえています。
では詳しく説明します。
大前提として頭に入れたいこと(相手は何も知らない)
これから教える相手は何も知らないしわからないんです。
これは当たり前だけど非常に重要なことです。
教える側は相手がわかっている前提で話をしてしまうことがあるからです。
「相手は何も知らない」と意識すれば教え方もおのずと見えてきます。
では具体的な教え方を見ていきましょう。
1.全体を説明する
教える前にやることがあります。
これから教えることが全体のどの部分なのかを説明します。
すぐ理解はしてもらえませんがぼんやりでもイメージしてもらいます。
例えば、野菜炒めの作り方を教えるとしたら全体はこうなります。
野菜を切る → 炒める → 盛り付け
で、まずは野菜の切り方を教えるねって具合です。
2.目的を説明する
教えることがどういう目的を持つのか。
それが全体のどういう役割なのか説明します。
また野菜炒めで例えます。
にんじんは細く切ることで火の通りがよくなりますって具合です。
3.お手本を見せる
ここからが教える作業です。
やり方や手順を教えて実際に自分がやって見せます。
やり方聞いていざやろうとしても大なり小なり不安があるものです。
実際に見ることで理解度が増します。
4.やらせる
頭で理解できたら次は身体で理解させます。
やらせるのが手っ取り早いです。
やりたいようにやらせてください。
理由は次で説明します。
5.間違わせる&見守る
重要なのは間違いを経験させること。
人は間違いや痛みから学習します。
あなたはハサミを使うとき、指を切らないように注意しませんか。
それは過去にハサミもしくはカッターなどの刃物で指を切って痛い思いをしたことがあるからです。
早く深く理解させようとするなら間違いから痛みを与えるといいでしょう。
注意したいのはここでいう「痛み」は間違いを怒鳴りつけることではありません。
間違えることでどう痛いのか経験させます。
人は痛みを避けようとし覚えます。
6.褒める
褒められるとうれしいものです。
もっとやりたくなりますし積極にやりたくなります。
あなたとしてももっとやって欲しいし積極的にやって欲しいはず。
褒めると好循環が生まれます。
番外編.相手に合わせる
具体的に方法を見ていきました。
しかし。
10人いれば10人性格も違うし教えたいことがいまいち伝わらないこともあるでしょう。
そんな時は相手に合わせることです。
褒めて伸びるタイプもいれば、厳しくして伸びるタイプもいます。
見て覚えるタイプもいれば聞いて覚えるタイプもいます。
自分のやり方で教えるよりも相手のやり方で教えたほうが伸びます。
まとめ
相手は何もわかりません。
まず全体とこれから教えることの説明をします。
その後、お手本を見せて実際にやらせて間違えながら覚えます。
説明
↓
お手本
↓
間違い&覚える
このサイクルを寛容な気持ちで見守りながら回ります。
「なんでできないんだよ」と思ってしますがグッとこらえましょう。
出来なくて当たり前と根気よく見守ってください。
んじゃ。